部屋にカギを閉めて出て来ない子供をどうやって外へ出そうか
子供を育てていると、色々と大変なことが起こるものです。特に親の手から離れ始めると、親が思いもしないようなことを行うので、その予想外の行動に悩まされてしまうものでしょう。うちの子供もちょっと前までは私たち両親がいなければ何もできなかったのに、10代も半ばに差し掛かると一人遊びが増えていき、自分の殻にこもるようになりました。そしてついには部屋にカギを閉めて、出てこないようになってしまったのです。登校拒否ではないので学校には普通に通ってはいるのですが、自宅に帰ってきてからや土日などの休日は完全に自室にこもりっぱなし。そして声をかけても全く外に出てこない。
さすがにそんな状態では子供の精神衛生が悪くなると考えたので、どうにかして学校以外の時にでも子供を外に出してやろうと思うのですが、これがまたなかなか難しい。普通に「出てこい」と言っても、親が生意気な口をきくなと言わんばかりに「うるさい」という返事が返ってきますので、言葉で誘い出すのは無理なようですし、無理やり連れ出すにもカギがかかっている部屋に入れないので物理的にもなかなか困難な状態になっています。
自分から外に出かけていくようなモチベーションが自発的に生まれれば良いのですが、外界と触れ合っていないことからそのような自発性が生まれる可能性も少ないので、やはりどうにかしてでも外に出さなければならないと考えています。
そして、その方法として子供の部屋のカギを壊したり、業者の人に取り外してもらうのはどうかと思うのです。根本的にカギがなければ自分の部屋にこもりたくても外に連れ出すことができますし、多少なりとも子供のプライベートを侵害することにはなりますが、これが最善の方法でしょう。さらに親に対する反抗心が生まれてしまうことも考えられるものの、憎まれてでも子供が自室の外の空気を吸って精神的にリフレッシュする機会を増やすのは親の義務だとも思います。