内側から閉めるタイプのカギは外側から開けられないので困る
主に室内の入り口に用いられているカギであるのが内側から住めるタイプのカギですが、このカギの面倒な点は内側から簡単にカギをかけられる反面、外側からはなかなか開けられないのが困るという点です。玄関などの大それたカギの場合は、カギがなければなかなか開けることができないのに対して、そのカギそのものがあれば内側からでも外側からでも簡単に開けることができます。しかし、内側から閉めるタイプのものは基本的にカギというものが無いことから、外側から開けられません。
ただ、この内側から閉めるタイプのカギも、絶対に外側から開かないというわけではありません。なぜならば、外側のドアノブらへんに10円玉くらいの薄さのものが入る程度の溝があり、その部分にそれこそ10円玉を差し込んで回せばカギが開くような作りになっているからです。しかし、カギを開けるためにわざわざ10円玉を取り出すのも面倒ですし、仮にこの溝がいわゆる「なめる」つまり溝が潰れてしまう状態になってしまうと、完全に外側から開けることができなくなるというリスクがあるのも困ってしまう部分でしょう。
まだ物事の判断がつかない子供が居るような家庭であれば、この内側から閉めるタイプのカギをかけて自室に閉じこもられてしまうと、大人としてその対応にかなり面倒な状態になってしまいます。先述した通り、なかなか外側から開けられないという特性上、子供に好き勝手されてしまいますからね。それにカギをかけた状態で内側のカギのノブが回らないように手で押さえるなどして固定されてしまうと、カギが回らないだけではなく壊れてしまう可能性も十分に考えられますので、そうなってしまうとカギを壊してドアを開けたり、壊したカギを修復してもらったりしなければならない分、また余計な手間が増えてしまいます。
上記のように、このタイプのカギは簡易的ですが、その問題点を見ると設置に関しては色々と難ありです。